DNAロボットというジャンル


ロボットというと鉄でできた機械を想像する人がほとんどだと思うが、何も構成要素は鉄だけではない。
もちろんチタンだの銅だの、段ボールだの、という事でもない。

DNAだ。
DNAで機械仕掛けを作る。
これが意外に知られていないDNAロボットというジャンル。


DNAモーターの作り方


バクテリア君の大きさは1ミクロンくらいで、もちろん肉眼で見えるやつはいないと思う。
そのバクテリア君から見て1ミクロン(というか、千分の一くらい)。
これがDNAロボットの大きさ。もっと小さい事もあるが。

DNAといえば二重螺旋


二重螺旋のDNAのイメージを、だいたい誰でも思い浮かべる事ができるはずだ。二重になっている理由は、今回は置いておいて、なぜ螺旋なのか。

それはざっくり言うと「安定しているから」。だと今のところ考えられているし、多分そうだろう。せまいところにしっかりと、たくさんの情報をつめようと思ったら、あれが自然なんだろう。

で、その螺旋だが、かならず同じ方向に回転している。
どっちか?

右巻きだ。普通は。
上から下に向かって考えれば、時計回りと考えれば分かりやすい。
下から上に見れば、当然逆。

DNA螺旋を逆へねじる


生体内では螺旋は上記のような右巻き。
でも、塩濃度を変えてみると、それだけで左巻きになる。
もう一度円濃度を元に戻すと、右巻きに戻る。

それだけなんだけど、なかなか知らない驚くべき現象だと思う。
ちなみに右巻きがB型と呼ばれて、左巻きは「Z型!」と呼ばれている。

何が言いたいか。
塩濃度をちょいちょいかえる事で、B型Z型B型Z型のようにDNAが回転するってことだ。
これでDNAモーターが完成する。


他にもDNAロボットが


DNAウォーカーってのはよくあるジャンル。
歩かせる事ができる。光とかで方向も指定できたり。

他にはDNAピンセットとかも。

何に使うんだよwってレベルのものばかりだが、これが医学に実用化されると、便利である反面、怖すぎる。

わたしにとっても、DNA含む、有機的なロボティクスやナノマシンのジャンルは必須事項だ。
まさに人間を作る事に直結しているから。